たで酢

ぴりりとした辛さと爽やかな若葉の香り。
「たで酢」とは京の都で古くから愛されてきた調味料。
涼味溢れる鮮やかな若葉色とキレのある味わいが
和洋を問わずさまざまなお料理のアクセントに最適です。

意外づくしの調味料

目がさめるような緑色。たで酢をご存じない方は大体「えっ!?」と驚かれます。それほどまでに鮮やかで美しい色彩をもつ「たで酢」。実際に口にしてみると、その驚きはさらに強まります。
実はなんと、辛いのです。
初めて口にした時のあの驚き。まろやかな酸味のなかに芯を持った辛さがさっと閃くのです。
なんとも若々しいタデの香り。さっと吹き渡るような爽やかさを持つ酸味と辛味。他にはない個性的な味わいが、鮎を始めとする繊細な味わいの魚や料理によく合うのです。
色、味、風味。どれも意外づくりの調味料、たで酢。
株式会社大徳は、この独特の調味料をもうひとつの「名代(代名詞)」として定め、日々職人手作りの商品づくりに取り組んでいます。

あまり知られていない「タデ」

大徳のたで酢の原料は「ヤナギタデ」。このヤナギタデの葉を噛んでみると、かなりの辛味に驚かされます。この辛味の正体は「タデオナール」と呼ばれる抗菌成分。その抗菌作用は刈り取りをするときも、全身防護しないと目や皮膚がただれてしまうほどに強いのです。
このヤナギタデ、実は平安の昔から薬草としても用いられており、現代でも抗菌作用や解毒作用などが注目されています。いわば日本古来のデトックスハーブとして注目されています。

たで酢の原料となる「ヤナギタデ」はすべて大徳の自社農場で育てています
たでのふるさとについてはコチラ